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とりとめなく書いています。続けていればそのうちに意味が出てきそうな気もしていますが、それも思い過ごしになりそうです。

春の音楽をもうひとつ

春の音楽というとフランス近代のものを思い浮かべる訳です、すぐに。

これは脊椎反射的な偏見だよなぁ、との思いが昨日のエントリーを書いた後にちらりとアタマをかすめ、ならば春にちなんだ音楽でフランス近代モノではないヤツを挙げてみようと考えた次第。 

... しかし、出てこない訳です。
大喜利でシクジッタかのような気分でいたところ、ひとつ思い出しました。

ディーリアス(Frederick Delius)で、「春を告げるカッコー」。

 

指揮は、ディーリアスと言えばこの人、サー・ビーチャムです。
1956年録音のモノラルっぽい音源もいいです。 

大昔に音楽の勉強を始めた頃、ソルフェージュと楽器法の勉強を兼ねてこの曲をせっせと楽譜に書き取っていたのを思い出しました。
昔から機能和声に基づいて音程関係が構築された作品はあまり好まなかったのですが、この作品の場合は、非常に上品で清らかで大好きでした。

しかし、こういう路線には私の人生は進んでいかず、こう、何と言うか、グレていく訳ですな。困ったもんです。

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今日は仕事を途中で中断して久しぶりにロードに少し乗りました。ネコが心配ですぐ帰ってきましたが、気分はとても良いです。