忘却

本日はニーチェの永劫回帰を十全に説明する方法を思いついた ...という夢を見ていて「メモらなければ！」と慌てて起きました。

目を開けると左腕にネコくんが。ネコくん相手に説明しようとして、そんな方法などすっかり忘れてしまっていることに気がつきました。あるいは、もともとそんなものはなかったのかも知れません。

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ニンニクを効かせた野菜スープをつくったので、しばらく換気扇を回しっぱなしにしていたところ、閉め切った窓から空気が部屋に入ってくる音を聞いて、この曲を思い出しました。半日、リピートして聴いています。

 リゲティ「アトモスフェール」

 何て格好いいんだろう！
微細なオーケストレーションというのでしょうか、ピンポイントの精確さで音色を積み重ね変化させていく様に耳を澄ますのは、大きな喜びであります。

内面化された文化（文化的体験）を絶え間なく相対化していくのが芸術を体験することだとすれば、この作品は間違いなくわたしたちにそのような体験をもたらすものだと思います。

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ネコくんは今日も一日膝のうえにいました。至福。